第22回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭。

ヨッシ

Sabbatical

毎年、楽しみにしている映画祭が今年も始まった。
ゲイ映画を観ていて、つくづく感じることは、『ゲイであるがゆえに抱くことの出来る深い共感』だろう。男女のストーリーでも、もちろん共感するのだけど、それがゲイだと、もっと、ぐっと距離が近くなる気がする。
セクシャリティーというものは、それほどまでに、我々の根幹に関わっている問題なのだと、改めて思い知らされる。
★ヨッシ
医師で34歳のヨッシは、数年前に亡くした恋人の喪失感から立ち上がれずにいる。そんな毎日の中で、少しずつ彼の心にも変化が訪れる。
地味な映画だけど、きちんと恋人とつきあったことのある人ならば、その喪失感を想像出来るに違いない。
ヨッシが恋人との別れを独白する場面では涙が頬をつたった。
★短編集A
色々な国の7本を上映。『ふたりの休暇 Sabbatical』というのが中では良かったけど、一般的には、今回の短編集は、残念ながらおすすめできない。
カテゴリーgay

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