バンコクのゲイライフ。

タイのセックス産業は、目を見張るものがある。国の法律はともかく、バンコクでも、パタヤでも、プーケットでも、お金さえあれば、女も男もゲイも買えるし、それが堂々と顕在化している。
今回、友人二人は、僕にバンコクのゲイライフを見せようと思っていたようだ。先ずは、『Dream Boy』へ。ここは、観光バーであり、ストリップを公然とやっている店。
昔はニューヨークでも、ストリップ小屋のような所が42ndの周りにあって、若い頃は興味本位で行ったりしたけど、久しぶりにこの手の場末のストリップ小屋のような所に行って驚いた。
GoGoBoyは、番号をつけて踊っているし、ムキムキの男たちが目の前で勃起を見せながら歩いている。
一番驚いたのは、女装でさえ、自分の勃起をこれ見よがしに晒していたこと。そして、三人の女装が出て来て、お尻の穴から何やら蛍光色の紐を次々に取り出し、その紐がどんどん長くなり、ブラックライトの中で紐をたなびかせて踊っていた異様な光景は忘れ難い。
目の前で生のファックも始まりそうになって、何だかもう、お腹がいっぱいになって店を後にした。笑
有名な『DJ Station』では、土曜の夜、あらゆる人種の沢山の人が押しかけていた(ここは、北京の『Destination』というクラブが真似をしたと思うくらい似ている)。クラブには、ほとんど興味がないため、こんなものかと見学するような気持ちで見た。
シーロムと言う目抜き通りを歩くと、屋台が立ち並び、マッサージ屋はどんどん声をかけて来るし、食べ物屋は屋台特有の臭いを放っていて、偽物の洋服や、下着を売っている店が並んでいる。
この一帯は、ゲイバー、ゲイレストラン、マッサージ、売り専の店、ショーをやる店などが沢山ある。この独特の場末の雰囲気に、最初、ゲンナリさせられるけれども、一度は体験してみるのもいいと思う。
世界は広く、アジアと言っても国によってそれぞれ独自性があり、お金で人が買えて、セックスがこれほど人を虜にするものなのかと、色々なことを考えさせられる。
何もかもひっくるめて、今のこの世界で起こっていることなのだ。知らずに否定するのではなく、まずは目の前で起こっていることを見て、現実を受け入れることなんだろうなあとぼんやりと考えた。
まあ、一度行けば、十分です。笑
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