NEW BALANCE という定番 1

996

高校生の時から、ニューバランスを履いている。
矯正靴の製造をしていたニューバランスの履き心地は、1300という品番をラルフローレンが「雲の上を歩いているようだ」と評したことで話題になり、その包み込むような感覚は、『百恵ちゃんの唇』とも言われていた。
僕の定番は、この1300と、996なのだけど、今日、他の靴の修理でニューバランスに行ったら、4月に996のブルーが出たようで、夏らしい色に惹かれて買ってしまった。
そして買いながら、Kが一緒にいたら、色違いで履くのもいいかもしれないなあと考えた。(Bridgeの店子Hが、お揃いのシューズってかわいいと言っていたので洗脳されたようだ)
表参道から戻り、早速Kに、週末会った時に、同じ靴を買うのはどうか?と聞いてみると、喜んでいるメッセージが送られて来た。そこで、品番を送り、僕はブルーなんだけど、グリーンはどうかな?と聞いてみると…
「ブルーはTさんらしい派手な色ですね。グリーンもキレイだけど…なんて言うか、僕にはどちらも派手過ぎます…」という返信が…
よくよく考えてみると、Kと知り合った時も、黒い洋服に身を包んでいたし、ワードローブも、黒か紺か鼠色(敢えてグレーではない)ばかりだし、総天然色レインボーの僕の洋服とは真逆…
その後、気を取り直して、もう少し地味な色がある、1400の紺かグリーンはどうかと問いかけると、すぐに、「これはキレイですね」という返信が来た。
博多の天神辺りで、ふたりで買い物をする、なんでもない週末を、今から楽しみにしている。(気づいたら、また、おのろけに…)
※まったくの余談だが、学生の頃の友人で、「ニューバランスで踏みつけられると感じる」という男がいた。彼は今も、踏みつけられているだろうか…

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