城下かれい。

右から時計周りに、城下かれい、関アジ、サザエ

城下かれいの唐揚げ

黒アワビ

大分に来た。
空港から宇佐神宮へ。宇佐神宮は、1400年前に出来た古い神宮。車から降りると、辺り一面になんとも言えないいい香りが満ちているのがわかる。これは、伊勢神宮なども同じなのだけど、不思議な空気感だ。
夜は、地元の魚を扱う『魚勝』へ。今日の目玉は、城下かれい。
別府湾の日出城下の海岸近くで獲れるカレイを、城下かれいという。この付近では海中から清水が湧き出て、海水と真水が混じり合うため、海水性・淡水性のプランクトンが豊富だ。
子どもを生むために、春からここへ集まってくる城下かれいは、泥臭さが全くなく、淡白な中に、しっかりとした旨味があるため、昔から高級魚として将軍に贈られていたという。
刺身にも、全く臭みがなく、唐揚げは、繊細でほのかに甘みを感じる。骨の唐揚げさえ、べたつかず軽くサクッと食べられる。
関アジは、筋肉質なため、他で食べるアジとは別の魚に思えるし、サザエはコリコリとして肝も美味しく、黒アワビも柔らかく味がしっかりしみていた。このお店、星がつくようなお店ではないけど、大将がしっかりと目を光らせて、仕入れをして、納得のいく料理を作っている。
Kとつきあい出して、これで6回くらい来ている大分。まだまだ魅力は尽きないようです。

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