心の周期。

ピエール・ド・ロンサール

白万重(クレマチス)

マダム・アルフレッド・カリエール

長い冬を越え、春の光を浴びながら、バラの花が開き始めた。
最近、日々の暮らしを注意していて気がついたことなのだけれども、心はいつも、萎んだり、膨らんだりを繰り返しているのではないだろうか。
一日の内でも、外的状況の捉え方によって微妙に変化しながら、大きくは、その一日一日が違うように感じられる。
そして、これは僕の仮説なのだけど、それには周期があって、だいたい9日間で一周するように感じられる。
まだ、それ以上引いて考えられていないのだけど、9日間という周期を、更に大きく捉えて、春夏秋冬のように波を見つけることも出来るかもしれない。
植物が芽を出し、蕾をつけ、花開き、萎み、花が枯れ、葉が枯れるように、人間も日々、宇宙の法則に従って、少しずつ変化をしているのかもしれない。
9日間という周期が仮にあるとすると、たとえ酷く落ち込み萎んでしまったとしても、またゆっくりと変化を遂げて、膨らみ始める日が来ることをわかっていたら、それだけでちょっと心も安らげるのではないだろうか。

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