羽田空港へ。

夕方のプレゼンが長引いてしまい、慌てて家に帰った。
Kが仕事を終えて、夜の便で東京に来るのを迎えに、着替えて羽田空港へ。
Kはいつも車で迎えに来てくれるけど、僕はマイカーは無いので電車で。
(一度、外苑前駅までKを独りで電車で来させたところ、寂しそうだったので…)
送りに行くのは、いつもせつないけど、
迎えに行くのは、なんとも恥ずかしいような変な気分だ。
遠距離恋愛を始めて、間も無く半年になろうとしている。
その間、Kからは、毎朝、LINEで「おはようございます」
というメッセージが来て、「おはよう」という言葉を返している。
時間があれば、話したいことを話して、夜も何を食べたとか、
飲んでるとか、写真を自由に送り合いながら。
二日前くらいに、朝から連絡が無いことがあって、
さすがに毎朝挨拶が来ていたから心配になった。
携帯をどこかに落としたのか?身体の具合が悪いのか?
もしかして何か怒らせてしまったのだろうか?
お昼を過ぎる頃、Kから「おはようございます」
「今日は、朝早かったから、連絡出来なかった」とメッセージが。
僕は、ほっとして、ちょっと心配していたと送った。
「毎朝、半年間おはようを言い合って来たのに、
何も連絡が無かったら、Kだったらどう思う?何も心配しないかな?」
「心配すると思います」『ごめんなさい』と返って来た。
離れて暮らしているふたりは、
会いたい時に思うように 会うことができないから、
メールのやり取りでお互いの状態を知り、確かめ合う。
そうやって、相手を気遣い、信じる気持ちを、
毎日毎日少しずつ積み上げている気がする。
「僕は、Tさんに会いたいから、東京に行くんです」
メッセージの終わりの方に、わざわざそんな言葉を伝えて来た。
今は、なんとか羽田空港に時間ギリギリで着いたところ。
もうすぐ、とぼけたKの顔が見えそうです。
(2013/4/05/21:45)
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