オニオングラタンスープ。

撮影が無事に終わって、広尾から日赤に抜けて、骨董通りをぷらぷらと歩きながら帰って来た。
赤ワインを開けて、音楽を聴きながら冷蔵庫の中を見渡した。食べるものはいろいろあるけど、今夜はもしかしたら雪が降るかもしれないというので、「オニオングラタンスープ」を作ることに。
繊維と直角に切った二個の玉ねぎをオリーブオイルで15分以上じっくり炒めた後、少し小麦粉を振り炒める。塩とコショウに、カイエンヌペッパーとナツメグを少々。ワインを50ml入れ、鳥のスープを800ml入れて30分煮込む。器に薄切りのバゲットもしくはカンパーニュと、グリュイエールチーズ(チーズならなんでもよい)を交互に重ねスープを注ぎ、最後にチーズをたっぷりとかける。210度に温めたオーブンに入れ、焦げ目がつくまで焼く。
オニオングラタンスープは僕にとって、寒い冬にパリのカフェやブラッスリーで、熱々をふーふー言いながら食べるものだけど、考えてみると、玉ねぎを炒めるのが少し面倒なだけで、実はとても簡単で、家にあるものでいつでも作れる食べものだとわかる。何よりも、玉ねぎの底力を感じる料理だ。
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