Dの旅立ち。

Dは、27歳の中華系アメリカ人。スタンフォードを卒業した後、東京に来て、Rに勤めていたが、辞めて、アメリカで家族の経営する会社をやることに。アメリカに帰る前に、台湾大学に中国語を勉強するために台北へ、二月から半年間行くことに決めた。
今日は、彼の家で、最後のホームパーティーがあり、30人近い人が集まった。
Dとは、バー「Bridge」で隣り合わせたのが始まりだけど、仲良くなってたびたび一緒に食事をしたり、台北に一緒に遊びに行ったこともある。先日も送別をかねて食事をしたのだけど、年齢や国を越えて、心の通じる友達だ。
台北に行き、その後アメリカに帰国してしまうことを考えると、少し寂しい気もするけど、ゲイであるというセクシャリティーをオープンにして生きている彼自身、日本は大好きだけど、アメリカの方が暮らしやすいという決断でもある。
このところ、写真にあげた、オバマ大統領の就任演説が話題になることが何度かあった。年下の日本人の恋人も出来たけど、ゆくゆくはその恋人も、アメリカに行き、グリーンカードを取るのが夢だという。
自分のセクシャリティーに正直に生きて、どうすることが一番ふたりにとって幸せなことなのか、よくよく考えての決断だろう。
若くても、明晰で、勇気に溢れるDの決断を、僕も、応援している。
カテゴリーgay

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