男同士の結婚。

僕は、生まれながらのゲイ(前世からかもしれない)で、日本に生まれ育って、今まで結婚ということ自体、自分ごととして考えたことなどほとんど無かったのだけど、今日は、先日婚約をして、これから結婚するという男同士の友人カップルSとYに会って、友人GとMのふたりとともに彼らの結婚式の手伝いをするための打ち合わせをした。
彼らは、自分たちの閉じた世界だけで結婚式を挙げるのではなく、親族、友人、知人を越えて、公の場で男同士の結婚式を挙げようとしている。
世界では州や国において、同性婚が少しずつ認められて来ているけど、日本では、未だに法律的には同性婚は認められていない中、結婚という誓いをすることになんの意義があるのかという人もいるだろう。権利など主張せずに、お願いだからそっとしておいてくれというゲイの人たちも僕の身近にはいる。
ふたりが公の場で結婚をするということは、日本のゲイやセクシャルマイノリティーだけに限らず、異性愛者にとっても、とても意味のある出来事になると僕は信じている。今まで差別をしたり、偏見を持ったりしてきたことを、自ら問い直す人もでてくるに違いないと思うから。間違いなく10年後には、世界では同性婚もどんどん認められてくるだろうし、保守的な日本でさえ、変わって来るに違いない。愛し合うふたりが結婚を選ぶことに、なぜ他者が反対をしなければならないのか?
ふたりが寄り添い、ともに暮らし、これから人生の様々な局面を越えてゆくのだ。眩しく輝いているふたりを心から祝福したい。
今回の打ち合わせで一番時間が割かれ、且つ盛り上がったことは、結婚式当日、各自がいったいどんな衣装を着るのか?ということだったということを書き記しておこう・・・。
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