イギリスのトム・デイリー選手がペアでの男子シンクロナイズドダイビング10メートル高飛び込みで見事に金メダルを獲得した。
このニュースを読んで、トム・デイリーが映画『ミルク』の脚本家であるダスティン・ランス・ブラックのパートナーであることを知り、余計に親近感が湧いたのだ。
記事によると、13歳だったデイリーは北京メダルの切符を掴んだが、メディアは彼に「ベイビーデイリー』というあだ名をつけたそうだ。その後学校ではひどいいじめにあい練習さえもできなくなったそうだ。
ロンドン五輪の1年2ヶ月前に最愛の父を亡くし、その後旅行先のロサンゼルスでダスティンに出会い、13年にカミングアウトをすることになる。
「子どもの頃は、自分が部外者で他とは違うと感じていた」
「社会に求められる存在に自分はなれないから、自分は何者にもなれないんだと思っていた」
「LGBTの人たちがオリンピックで活躍するのを見て、若い子どもたちが自分を信じ、怖がったり孤独を感じたりしなくなればと思っている」
アスリートでありながら、自分がセクシュアルマイノリティであるとカミングアウトをすることは、どれほどの勇気がいることだろう。
でも、デイリーのように堂々とカミングアウトをしてくれる人がいることによって、どれだけ多くのセクシュアルマイノリティの人々、とりわけ子ども達は勇気をもらえることだろうか。
おめでとう!トム・デイリー!そして、ありがとう!
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