COURRIER JAPON

友人が編集に関わっているのを知りながら、実はクーリエ・ジャポンのことを、ずっと知らなかった。
正直、自分にはまったく関係のない雑誌だと思っていた。
『意識が高く、やる気満々の人たちが読む雑誌』
それが、僕のクーリエ・ジャポンに対する印象。
Face BookやTwitterを欠かさずチェックしていて、キャリアアップや、転職や、株や、投資や、貯蓄や、英会話に興味がある人が読む雑誌だと思っていた。
実際に買ってみて、そのイメージは、それほど違っていなかったと思ったけど、特集によっては、とても興味深い内容が含まれている雑誌だということも分かった。
25日に発売された最新号は、
『世界を変える』仕事、始めてみませんか?
震災以後の日本で、誰もが自分の仕事のあり方をもう一度見つめ直したのではないだろうか?アメリカではそれがリーマンショック後だったかもしれないけど、ただ、お金を稼ぐという働き方から、何か自分の仕事が、実際に社会の役に立つようなことができないだろうかと。
僕は、入社して10年目くらいから、半年ごとの自分の仕事の目標に、『人のためになる仕事をする』ということを掲げている。大それたことでなくても、根底にその気持ちがあるのと無いのでは、実際の仕事も違って来ると信じているからだ。なかなか形になって行かない毎日なのだけれども・・・。
僕の会社でも業界でも、高学歴だったりエリートと呼ばれる人たちが、『収入』ではなくて、『社会貢献』を第一の就職や転職の選択肢にする人たちが増えていると聞く。
今回の特集は、様々なバックグラウンドの人たちが取り上げられていて、中には友人のMも実名で出ていて凄いなあと感心しながら読むことが出来た。
そして、今回何よりも心動かされたのは、25日にバーで飲んでいたら、妹のような後輩のGから送られて来た、定期購読者に向けられたクーリエ・ジャポン編集長からの手紙だった。そこには、編集に関わる友人Yのことが書かれていた。
いつも、その変わった髪型(昔はマッシュルームカットだった)をからかってばかりいたのだけど、そんなYが、実際に仕事場で、こうして頑張っていたことを知って感動したのと、ちょっと誇らしい気持ちになった。
さて、今日から僕も、『世界を(ちょっとだけ)変える仕事』、はじめましょうか。
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