太陽の誕生日。

猫の太陽は生まれてから3ヶ月か4ヶ月の頃に家の庭に捨てられていた。

あれは10月1日だったので、7月10日を太陽の誕生日にした。

太陽のためにスーパーで美味しそうなチュールを買ってきてあげた。

なぜ10日にしたのかというと、僕の父の誕生日であり命日だったから。

同じ日にしておけば、うっかり忘れることもない。

父はお酒好きで最後まで飲み通しで70歳で逝ってしまったのだけど、

生きていたらもっともっと話したいことがあったのにと思う。

父のことを思い出しながら太陽を撫でてみる。

もう2度と父には触れることさえできないのが寂しい。

すむばり食堂

池間島の手前に蛸を使った料理で有名な「すんばり食堂」がある。

僕たちは「すむばり食堂」が好きでもう何度も訪れているのだけど、ちょっと久しぶりに蛸料理を食べることができた。

有名なのは、「すむばりそば」で、蛸が入った宮古そば。

僕は具沢山のちゃんぷるそばを頼み、Kは墨入りタコそばを頼んだ。

どちらもしっかりと濃いめの味付けでとてもおいしかった。

こんな漁師料理のようなお料理、時々食べたくなるんだよな・・・。

⭐️

八重干瀬(ヤビジ)

八重干瀬(やびじ)とは、宮古島の北方沖約15kmの海域に広がる10km四方に及ぶ日本国内で最大級の卓状サンゴ礁群の名称。

5日八重干瀬に行きたいと思いながら育子tができなかったが、やっとKと二人八重干瀬でシュノーケルをすることができた。

珊瑚礁は巨大な舞茸のようなものや、エリンギみたいなものもある。テーブルサンゴが豊富で魚も驚くほどたくさんいる。

久しぶりのシュノーケリングに僕たちは大はしゃぎで3回のシュノーケルをした後家に帰り、子どものように昼寝をした。

早起きな太陽

猫の太陽はとても早起き。

朝4時ころから騒ぎ出すこともあるけど、だいたい今は5時すぎには起きて騒ぎ出す。

ベッドから起きてキッチンの方で鳴き出したり、テーブルの上に上がって叫び出したり、時々僕やKは怒って太陽を捕まえに行っては、またベッドの中に連れ戻すのだけど、すぐにまた外に出て走り回ったりし始める。

猫は夜行性なのか、朝方なのかわからないけど、もう少しせめて6時くらいまで静かにしていてほしいと思う。

でも、猫はやってはいけないことを教え込もうとしても絶対に教え込むことはできない。

猫とクラスということは、家の中に自由気ままな野生動物が一緒に暮らしているということなのだ。

宮古島の夏。

毎朝6時すぎには海を連れて「ドイツ文化村」に散歩に行く。

気温は27度くらいだろうか。宮古島の夏の朝は風が吹いているせいかとても気持ちがいい。

何となくこの気持ち良さを例えると、僕が小学生の頃夏休みにラジオ体操に出掛けていたようなあの頃の夏のような気持ちよさ。

昼間は32度とかになるのであまり外には出かけないのだけど、朝の散歩はとても気持ちがいい。

家に帰ってシャワーを浴びて、ゆっくりと朝ごはんを食べる。

お客さんが宿泊されていない日は、僕たちは夏休みのような気分で過ごしている。

空が生まれて3日たち、また空の映像が送られてきた。

まだ目が開いていなくてグニョグニョ動き回っている空は、本当にかわいくてできれば飛行機で飛んで抱っこしたいと思う。

ブリーダーさんはとても気さくな女性で、「空と母親のワンコを連れて10月に宮古島に行こうかと思っているの・・・」と言いはじめた。

僕たちが迎えに行くか、航空便で送ってもらうこともできるようだけど、空を一緒に連れてきてくださるのは思っても見ないアイデアだった。

いずれにせよ、空が健やかに大きくなっていく2・3ヶ月間、くれぐれもどうぞよろしくお願いいたします。
(水色の首輪が空)

アメリカ人親子との数日。

アメリカ人親子は3泊したのだけど、結局車の運転できない親子を僕たちが車で案内した。

普段はこんなサービスは行っていないのだけど、たまたまキャンセルが出て僕たちも時間がつくれたのだ。

朝食の後、宮古島の絶景スポットにお連れして、その後、ビーチまで送り届けてから2時か3時にビーチに迎えにいく。

最後の日はシュノーケリングセットをお貸しして、新城海岸で思う存分シュノーケルを楽しんだようで、熱帯魚や珊瑚礁の美しさに興奮していた。

最後の夜は彼らが僕たち二人を食事に招いてくださり、4人で一緒にお食事をした。

お二人はこの後もドーハ・ギリシャ・イタリア・スペイン・スウェーデンと世界中を回る旅行をされているようで、これからの旅行のいく先にワクワクされている。

「でも、今回の旅行の一番のハイライトは日本なの。それもこの宮古島のことは忘れることはないわ」

僕たちに気をつけて遣っていってくれているのかもしれないけど、そんな言葉をいただけたことで、4日間色々な場所へご一緒することができて本当に良かったと心から思ったのだった。

サガリバナ

サガリバナのことはここに何回か書いた。

夜に咲くサガリバナは、宮古島ではライトアップ燃しているところもあって、地元の人も旅行者もたくさん訪れている。

僕たちの家の向かいに先日サガリバナが植樹されていてライトアップはされていないのだけど、いつも海を連れて自由に走り回らせている公園なので朝早く行ってみることにした。

朝早い時間帯のサガリバナは、まだ花が全ては落ちていなくて、咲いている花もあれば下に儚くも散ってしまった花びらが落ちていて、それはそれでとても綺麗な光景だった。


一年の中でも今の時期だけしか咲かないサガリバナを、来年も楽しみに待っていようと思う。

空が生まれました。

奈良のブリーダーから連絡があり、無事に子どもが9頭生まれたとのこと。

早速小さな赤ちゃんたちの映像が送られてきた。

その中から「空」はどれかと選ぶことになり、少し経路の濃いめの子を「空」と名付けた。

これから穏やかに健康に育って、2ヶ月後か3ヶ月後に僕たちの家で会える日が今から楽しみ。

アメリカ人のお客さま

アメリカ人親子のお客様がいらっしゃった。

僕たちは晩御飯を頼まれていたので夕方から晩御飯を作ってお待ちしていた。

到着に近い時間に電話が鳴り、出るとタクシーの運転手さんからで「何言ってるのかさっぱりわからないからそちらの場所教えてくれませんか?」

タクシーから降り立ったのは50代後半の女性と17歳くらいの青い目の白人の少年だった。

カタコトの英語で部屋へ案内して、注意事項をお伝えする。

晩御飯は和食をご希望されていたので、マグロと鰹の丼を中心に小鉢を並べた。

二人はとても喜んでくレテ、お食事が終わった後に食器を持って母屋まで運んでくれた。

初めての外国人ゲスト。どんなご滞在になるだろうか・・・。