本格的な夏休みに突入したこともあり、宿は連日子ども連れのお客さんで賑わっている。
僕たちは自分で子どもを育てたことはないので、毎回ゲストに子どもや幼児の表記があると慎重に確認する。
幼児のためのご飯は提供できないとしているものの、大人や小学生が食べる時に一緒に食べられるものは提供できないかと思う。
子どもはどれくらい大きくて、朝ごはんは大人と同じもので良いのか?
子ども用の甘いジュースや甘いおかずを用意した方が良いのか。
考えることはたくさんあって、十分な用意ができないまま子どもの夏休みに突入してしまった。
子ども連れは外食もあまりしたくないという家族もいて、今回のゲストは2日間連続で夜食を作ることになった。
初日に夜食をお出ししたらとても美味しかったと言われて僕たちもたいへんうれしかった。
子どもたちの夏休みが思い出深いものになるように僕たちなりにできることをするつもりだ。