歌ちゃん。

歌ちゃんとは、僕がまだ若い頃にタックスノットで会っていた。

歌ちゃんは歌川たいじさんと言って、「ALL ABOUT」で同性愛に関する記事を書いていたこともある人だ。

ツレちゃんというパートナーがいて、そのツレちゃんの天然ぶりがとても面白くて、ブログやYouTubeでたくさん笑ったものだった。

本も何冊も執筆されているし、映画化もされていて今や有名人と言っても過言ではないだろう。

そんな歌ちゃんを僕は心の底から尊敬していて、今でも時々Twitterなどで呟きを見ることがある。

でも、先日見たTwitterでは、森奈津子という作家さんと激しいやり取りをしていた。

森奈津子というのは、LGBT理解増進法の国会審議の時に参考人として呼ばれた人で、国会でものすごいヘイトを撒き散らした。

その後のSNS上でもそのヘイトが衰えることはなく、歌ちゃんはその森奈津子とやり合っていた。

歌ちゃんは理路整然とそのヘイトがおかしいことを返すのだけど、森奈津子は感情的になり喚き散らすばかり。

それでもある日、歌ちゃんがそんなさまざまなやりとりに疲れてしまったようで、弱音を吐いているつぶやきを見つけてしまった。

僕はやるせない気持ちになって、いつも歌ちゃんの味方であることを歌ちゃんにつぶやいた。

僕が味方になったところで、歌ちゃんの辛さは何も救われないだろうけど、こうしてLGBTQを守るために日々闘ってくれている人たちを何とか応援したいと思う。

歌ちゃんは、LGBTQのすべての人たちへのヘイトにひび立ち向かってくれているのだ。僕にももっと何かできることはないかといつも思っている。

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