クリスマスシーズンになると見たくなる映画「素晴らしき哉、人生!」を、Kとふたりでもう一度見た。
僕がこの映画を見るのは多分これで4回目だと思う。Kは見たことないと言い張っていたけど本当のところはわからない。
ジョージは情に厚く、自分を犠牲にしても他者のことを優先して考えるようなお人好し。やがて人生に越えることのできない壁が立ち塞がり、自殺をするしかないと考えて橋の上から濁流の流れる川を見下ろす。
この映画を見るといつも涙ぐんでしまうのだけど、人間どうやって生きるのが幸せなのだろう?と考えてしまう。
苦労ばかりして裕福になれず、自分が行きたかった世界旅行さえ行けないジョージをかわいそうに思うけど、こんなに幸せな男もなかなかいないのではないかと思える。
クリスマスのベスト映画。