アカデミー作品賞を受賞した「コーダ あいのうた」は、久しぶりに胸が熱くなる素晴らしい作品だった。
高校生のルビーの家族、お父さんお母さんお兄さんは皆耳が聞こえない。ルビーは幼い頃からそんな家族の通訳であり社会との架け橋を担わされて生きてきた。
高校でひそかに好きな男の子が出来たルビーは合唱部に入部することになり、人生が思わぬ方向に転がっていく。
障害者を扱った映画には、どこか見ることや評価することに抵抗を感じてしまうのだけど、この映画はそんな抵抗を感じさせない素晴らしい作品だった。
◯コーダ あいのうたhttps://gaga.ne.jp/coda/