チビの餌やり。

海の散歩に行く公園の下に宿泊施設があり、そこのゴミ箱を漁っている野犬がいることは前にここで書いた。

肋骨が出たその小さな犬の姿を黙って見ていることが出来ず、僕たちはそれから毎朝餌をビニール袋に入れては、海の散歩の時の容器に入れて餌を与え続けている。

台風の激しい雨風の日は1日行けなかったけど、この激しい雨風の中、チビはどうしているのだろう?と何度も思っていた。

宮古島にある動物愛護団体に連絡をして、この犬を捕獲して欲しいとお願いしてあるのだけど、きっと僕たちのようなお願いは島の至る所で出ていて団体もそれほど暇なわけではないだろう。他の仕事もあるためかなかなかチビの捕獲には至っていない。

今朝はKが、「いつまでも毎朝これは続けられないね.僕たちも色々やらなきゃいけないことだらけだし…」

毎日のことになると餌代もかかってくるし、いつまでこれが続けられるのか正直僕もKもわからない。

でもそんな気持ちで公園に行くと、僕たちの車を見つけた途端、チビが喜んで車の後ろを走ってくる姿がサイドミラーで見つける。

こんなにかわいい犬を人はなんで簡単に捨ててしまうのだろう?

胸が締め付けられるような思いととともに、うれしそうにご飯を食べる姿を見て心がいっぱいになって帰ってくるのだ。

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