親しい女友達Fと、目白でランチをした。
お店はビストロ「ラ・ムジカ」音楽と言う意味だろうか?
目白は僕が高校生から浪人時代に美術学校があったので通い詰めた町なのだけど、時代の流れのせいかとても変わっていて、でも変わっていない懐かしさもあってドキドキしながら歩いた。
Fは僕よりも6歳くらい年下で、昨年で一旦仕事をやめていて今は休職中のようだった。
でもFのバイタリティには毎回驚かされて、会うたびに何か新しいことをしているのだ。
今は、英会話・タップダンス・ミュージカルの歌なんかを学んでいるのは聞いていたのだけど、それに加えて今度は、有名な帽子デザイナーのおばあさんに帽子の作り方を丁寧に教わっているとのことだった。
そういえば少し前は、お寿司の学校に行きながら寿司職人の資格を取ってアメリカでお店を出すと追っていたし、その前はオランダに移住する話を本格的に進めていた。
その後、旅行業の資格をとってその道で生きていくのかと思いきや、今度は日本語教師の資格をとって海外で日本語を教えるとか言っていた・・・。
今度は帽子を作ってどうするのかと聞いていたら、帽子作りはとても楽しくて、作った帽子を自分でも被れるし、ひとにもあげることができるのがとても楽しいと言っていた。
そしてどうやらFの人生は、9月からフィリピン行きが決まったようで、今はその渡航に向けて準備を進めているとのこと。
「人はいくつになっても自分のやりたいように自由に生きていいんだ」
Fの生きる姿を見ながら、毎回僕まで勇気をもらえるのだ。
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