海の散歩をしていたらKが叫んだ。
「ただし君見て!あれ!大きな鳥!」
言われた方を見ると、遠く木々が生えている林のようなところに、大きな鳥が3羽くらい見えて消えた。
「孔雀じゃない?」
「え?孔雀なんていないでしょ。雉か何かじゃないの?」
「孔雀に見えたよ・・・」
帰ってから大工さんに聞くと、この辺り一体は孔雀が増えてしまっていて、畑を荒らしているようでもはや害獣扱いされているのだそうだ。
「孔雀を捕まえて保健所に持っていくと5千円くらいもらえますよ」
孔雀は人間に近づいてこないけど、畑を散歩しているときに急に出てくると一瞬焦るくらい大きい。
まさか、孔雀がそこらじゅうにいるところに住むなんて思わなかったな・・・。