昨年は帯状疱疹を患っていたので、ほんの数品しかおせち料理を作ることが出来なかった。
今年は退社や家の契約、引越しの準備もあるので何もかも作ろうとはせずに、だいたい3日間で他のこともしながら無理なく作れる工程を組んでみた。
上の太字は買うものリスト。
出汁はクリスマス頃に引いておき、冷凍庫に入れておく。
29日は、日持ちのするものを中心に作る。それと同時に時間のかかる黒豆を温かくした液につけて戻しはじめる。数の子の塩漬けをはじめる。
30日は、朝から黒豆を煮つつ、紅白なますのために大根と人参を丁寧に切り揃えたり、少し面倒くさい八幡巻きを作る。数の子の皮を剥いて出汁につけて完成させ、ついでにおせちだけだと飽きてしまうので煮豚と煮卵も作っておく。
大晦日は、日持ちしない魚介類を中心に組み立てる。海老の旨煮・鯛の昆布締め・伊達巻・煮しめ・お雑煮の具材の下ごしらえ。
おせち料理は下ごしらえが沢山あってとても面倒に思えるけど、毎年少しずつ作りながら続けていくことで、自分なりのコツも掴めてくるみたい。
何よりも、黒豆を煮ているだけで、部屋中にいい香りが立ち込めてきて、ああ、今年も健康で無事に年の瀬を迎えることが出来たのだなあと思えるのだ。