新宿2丁目のBridgeのマスターMが勧めてくれたドキュメンタリー映画「世界に嫌われる男 ピーター・タッチェル」は、こんな人いたんだ・・・と思うような、命がけの活動をし続けているアクティビストだった。
オーストラリアの労働者階級に生まれたピーターは、やがて自分のセクシュアリティに目覚め、渡英する。
ほどなく同性愛者の人権問題で立ち上がり、キリスト教に真っ向から反旗を翻したり、やがてウガンダの人権侵害に抗議、ロシアのW杯に赴きLGBT差別を国としてあげるロシアに対して平等と公平を求めて闘い続けるようなアクティビストになってゆく。
映像の中では様々な場面でピーターが暴力を振るわれる映像が出てくるのだけど、実際にこれらの暴力によりピーターは後遺症を患ってしまう。そしてそんなになってまで、貫こうとする正義感と勇気に圧倒された。
我々を助けるために、日本にも来てくれないかな・・・。