「結婚の自由をすべての人に訴訟」東京地裁の裁判長が変わった。

今日は、進行協議会のため東京地裁に行った。進行協議とは、法廷で見学もできるようないわゆる裁判ではなくて、原告、弁護人、被告、裁判官のみが次回の期日や裁判上の提出書類やその期限やスケジュールなどをすり合わせるためのもの。

実はこの4月から僕たちの訴訟を担当していた裁判長が札幌に移動になった。通常裁判官は3年間は同じ場所にとどまるようなのだけど、なぜか田中裁判長は2年での移動になったのだ。

僕たちはこの裁判長に対して、何度も本人尋問をして欲しいということをことあるごとにお伝えしていたのだけど、裁判長は最後まで聞く耳を持たないような態度だった。

そして今回新しく女性の裁判長と会い、今後の尋問はどうなるのかと思っていたら、あっさりと「本人尋問について時間配分を話し合いましょう・・・」ということになった。

裁判長も札幌地裁での判決はご存知のようで、それを踏まえて今後の裁判に臨む考えのようだった。そんな裁判長の印象的な言葉は、「結局14条が本丸です」という言葉。

札幌地裁で14条に対して違憲であると出た緻密な検証を翻すような判決はなかなか書けないのではないだろうか。

本人尋問は、10月に。そして来春にはおそらく判決が出るだろう。

ここへ来て、東京訴訟も風向きが変わって来た。

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