田舎生活での、日常品の買い物。

熱海に引っ越して来て一番変わったことは、買い物の仕方だろう。

30年近く渋谷区に住んでいた頃は、週に3回から4回はスーパーに行って買い物をしていた。帰り道にピーコックに寄ったり、伊勢丹や高島屋の地下で買って帰ったり、OKストアには一日置きに通っていたように思う。

熱海に引っ越してからは町まで遠いということもあり、なるべく買い物は週に1回で済ませるようにしている。野菜とお肉を中心に買うのが基本で、それに加えてパンや卵、うどん、豆腐や納豆を少し多めに買い足しておく。

チューハイやワインなどの重たい飲み物はもっぱら宅配で、僕の家には階段が50段以上あるため、宅配のお兄さんやお姉さんが運んで来てくれると申し訳ない気もするけど、amazonや楽天に大いにお世話になっている。

そういえばコンビニにも行かなくなった。前は家の向かいにコンビニがあったためか、ほぼ毎日買い物していたように思う。でもいざコンビニが遠くなるとそれほど必要性を感じることもなく、無ければ無いでやっていけるんだと改めて思ったのだ。

食材は工夫して料理するようになった。買い物をするときは先の日の料理までは想像せずに、毎日その日食べるものをある食材で作るようになった。たとえ作る料理に足りない野菜があっても、代案の野菜で補ったり、お肉が少なければ他のものでタンパク質を補う。

買い物が1週間に1度になると、自ずと買い物に使うお金も少なくなるものだ。今はほとんど外食はしないので、以前よりも食費がかなり減っていると思う。

暮らす場所が変わったことで、今までこうでなければならないと思っていた暮らし方も、別の暮らし方があったのだと気付かされた。

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