奄美大島では、「鶏飯」がとても美味しかったのはここに書いた。
それ以外では大抵ホテルの周りの龍郷で食べていたのだけど、最後の日には奄美大島の中心地である名瀬の和食屋さん「喜多八」でご飯を食べた。
「喜多八」は、女将さんを始め娘さんなど、すべて女性で切り盛りしているお店。2名だと予約はできないらしかったので、早めに店に行って入ることができた。料理は4000円のコース料理のみで、その中には5杯分のお酒も含まれている。
野菜をふんだんに使っていて、中には少し甘いお料理もあるものの、奄美大島らしいお料理をいただくことができた。
旅の間ずっと思っていたことは、奄美大島と沖縄の島々との違いだった。鬱蒼とした山々があり、美しい入江の海が広がる奄美大島は、沖縄のようでいて沖縄とは違った美しさを持つ島であり、沖縄とは違った奄美大島独自の文化が残る島だった。
旅で体験することは、ネットでは得られない価値のあるものだ。また暖かくなったら、人ものんびりで穏やかなこの奄美大島にもう一度帰ってきたいと思ったのだった。
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