久しぶりに家を4日間空けることになり、行く前からとてつもない寂しさを感じていた。
僕とKは一緒に暮らしていて、仕事などの個人の活動以外はほとんどの時間、一緒にいる。朝も一緒にご飯を食べるし、晩ご飯を食べながらその日にあったことを話すのは、僕たちにとってかけがえのない時間だ。
仕事とはいえ、4日間も離れ離れになると言うのは、付き合い始めて8年で間も無く9年になる僕たちであっても寂しいものだ。
Kも同じように感じているようで、LINEの行間からそれが読み取れる。
こうやって離れて僕は、二人一緒に暮らしていることが、僕たちにとってとても大切なことなのだと改めて思い知ったのだ。