家を探して。その1

昨年から家を探し始めて、内見だけでもかれこれ8軒くらい回っただろうか。

今年に入って最初に見に行った物件が海のすぐ目の前で、車の音など気になる部分もありながらも、広いスペースと眺望に惹かれてほぼここにしようと決めかけて週末を迎えた。

その物件は、サーファーが集まる海が目の前で、駅からは離れているものの、広いスペースを生かしてKが何か食べ物を売ってもいいかもしれない・・・などと考えたり、広いスペースを生かしてサーファーかLGBTの宿泊施設をしてもいいかも・・・などと夢見てもいたのだ。

そう、まるで、寮母にでもなる気でいたのだ。「熱海の母」。

夢は頭の中でぐんぐん膨らみ、こにしようか・・・とほぼ決めかけた時に、不動産屋さんから連絡があり、別の不動産屋さんで僕よりも先に契約を申し込んだ人がいたようでその物件は逃してしまった。

その時はがっくり来てうなだれてしまったのだけど、今思うと、それも縁なのだと思う。その物件には縁がなかったのだ。

次の週末に他の物件はないかと見に行った場所は、駅から離れているものの、まるで山の中に住んでいるような静けさがあり、人里離れた環境に惹かれた。その場で、「この物件、かなりいいと思いますね」と言って宿に戻ったものの・・・

山の家からの眺め

「海のそばに住もう・・・と決めて家を探しに来たのに、山の中でいいの?」

「駅から遠いけど、これならもう少し遠い海の見える広い物件もあるけど・・・」

そこで翌日、もう一度同じ物件を見に行き、海の見える駅から遠い物件も見に行った。どちらも魅力ある一方、足りない部分もあり、すべて完璧な条件の物件などこの世には存在しないとは思いつつも、なかなか決められずに熱海を去ることになった。

そんなこんなで、山に住むのか海に住むのか。車は何を買おうか、原付も必要かも・・・念願の犬は何を飼おうか・・・ウッドデッキを作らないと・・・植物は何を植えようか・・・

決めなければならないことや考えたいことが沢山あって、決められずにいるうちに、もしかしたらまたこの山の物件も逃してしまうかもしれない・・・。

“家を探して。その1” への2件の返信

  1. 以前、海の目の前に住んでいました。確かに夏は涼しく、冬暖かいイメージがありますけど、塩害と台風の時は困りましたね。何でも錆びてしまいます。テレビも火花が出る時もありました。夏場は午後から湿気が多くなり、洗濯は午前中に乾かさないといけないということもありました❗まあ、目の前でなければそんな心配も要らないと思いますけどね。

    1. 何首烏さん。

      ありがとうございます。
      塩害のお話は、確か前にもお聞きしたような気がしますが、やはり住むとなると本当に凄いのでしょうね。
      きっと洗濯物など干せないだろうし、潮風で湿気もすごそうですね。車なんか、すぐに悪くなりそう。
      今考えているところは、山の中の家で、海からは少し離れているのですが、山の中は山の中で、湿気や虫が沢山いたり、それはそれで苦労しそうですが、まずは新しい環境に暮らしてみながら考えようかと思っています。

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