僕がこのところ忙しく、今日は一日中外に出っ放しになり帰りも遅めになりそうだった。
Kは午前中で仕事が終わるようで、晩ごはんの準備をしてくれると言うので、楽しみに帰ってきた。
昨日僕が買って置いた鶏肉を、塩麹につけたものと、鶏モモ肉をグリルで焼いたもの、そしてところてん。
ところてんは、前にKのお母さんが送ってくれた天草を、僕がなかなか作らないこともあり、痺れを切らしたKがお母さんに電話をかけながら作り方を聞いて作ったという。
仕事をして家に帰ってきて、晩ごはんが準備してあるって、なんて幸せなことだろうか?
塩麹に漬けた鶏肉は、若干皮が焦げ付いてしまったけど、そんな何もかもを楽しみながら、Kに用意してもらった晩ごはんを感謝していただいた。
こんな暮らしが、いつまでも続いて欲しいと思ったのだ。