仕事でレイモンド・ブリッグズの海外の絵本を探していたら、その横に見たことのあるカメレオンの表紙の絵本を見つけた。
「A Color of His Own」というその絵本を迷わず手に取りKを呼ぶ。Kは、「あ、うちのメモの絵だ」という。
二人で確か長野を訪れた時に、善光寺のそばにある雑貨屋さんを訪れて、可愛いメモ用紙だからと買ってきて、リビングで使っていたものだった。
これが絵本だったなんて僕は知らなくて、その偶然が面白くて家に買って帰った。
そしてこの絵本、2分でくらい読める内容なのだけど、これが素晴らしかったのだ。
絵本には、いろいろなタイプの絵本があるけど、この絵本は、「詩」のような絵本だ。
つまり、読んだ後に、「何か美しいものを残す」ような絵本。
ここで内容をお伝えすることは野暮なので、興味のある方は是非、この絵本を手に取ってほしい。