レモンバーム。


僕の家のベランダには、植えっぱなしで芽が出てくるハーブがいくつかあって、その中の一つに香りのいいレモン・バームがある。

レモン・バームの使い方としては、葉っぱを摘んでお湯を入れてハーブティーにするのが一般的だけど、葉っぱ自体もそのまま食べられるようだ。

家のベランダは、南側に広めのベランダがあり、こちらをメインのベランダとしていて、バラやアジサイ、ジューンベリー、いちじく、ぶどう、クレマチスなどの植物はほとんどこちらに置いてある。北側は、柑橘系の果樹や、もみの木などがある。

これには訳があって、南側は朝日があたり、昼過ぎまで陽がさすため、バラにはこちらが向いている。バラはなぜかわからないけど、東からの光(朝日)を好むのである。強健な種類のバラは、北側でもきちんと花を咲かせてくれる。(アイスバーグなど)

さて、この寒さを越して芽を伸ばしはじめたレモン・バームは、南にも北にも植えてあって、今日、家に飾ろうと摘んだのだけど、明らかに北側の方が大きく育っていたのだ。

北側は、秋から冬の間は限られた時間しかひがささないのだけど、今頃になると13時くらいからずっと夕方まで陽が当たっていることになる。これによって改めて思ったことは、ハーブ(レモン・バームなど)は特に朝日を好むようなこともないのかもしれない。

園芸を続けていると、何年経っても新しい発見があるものだ。これを機に、いつもは南に植えていたハーブや野菜類を、北側に植えようかと思いついたのだった。

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