下田へ。

夕方の新幹線と伊豆急を乗り継いで、下田に向かった。

ずっとこの週末をどうするか、京都にするか、九州に飛ぶか迷っていたのだけど、コロナウイルスなどの影響もあり決められずに直前になってしまった。

下田は、僕が子供の頃から夏になると何度も訪れた思い出の場所であり、下田の海の美しさは、他の伊豆の中でも群を抜いている特別な場所。

病院の仕事を終えたKと品川駅で待ち合わせをして、『なだ万』でお弁当を買う。いつもお弁当には迷うのだけど、品川駅で買うのならば品数の多い『なだ万』がおすすめだ。

品川から熱海までは40分程度だけど、ここでゆっくりご飯を食べて、熱海から伊東、そして伊東から更に1時間半くらいかけて下田まで各駅停車で降りてゆく。

こうして冷静に見てみると、下田に行くには、踊り子号にうまく乗れなかった場合は、原宿の家からおよそ3時間半以上かかることになる。

伊豆は、近いようで遠い。でもこの遠さがあるお陰で、東京や神奈川の海にはない美しさが未だに保てているのだと思う。

下田駅に降りて、空気を吸うと、海の匂いが広がった。

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