昔の戦争について、我々ができること。

※まず、これは、政治的なお話ではないということを、おことわりしておきたいと思う。中国の名門である北京大学を出て、今はライターをやっておられるYさんのお話がとても興味深かった。
<以下はYさんのお話>
僕たち日本人の中では、第二次世界大戦はもう74年以上前に終わっていると思うんです。そうやって教育されてきましたし、実際にそれだけの月日が流れているのですから・・・
でも、中国やその他の国の人々にとっては、未だに第二次世界大戦は終わっていないんです。
今でもテレビでは戦争の番組や日本人が酷い残虐な行いをしているドラマがずーっと流れっぱなしなんです。
ですから、僕はこう思うんです。一方的に終わったつもりでいてはしょうがないと。
中国や他の国の人たちとお話しする機会があったら、お話しをする時に僕は謝るんです。
自分がやったことじゃないし、もう75年くらい前の話だけれども、謝るんです。
そうすると、彼らも僕たちのお話を聞いてくれるような気がします。
<以上>
これは、人によっては到底受け入れられない考えかもしれない。でも、僕でさえ、今までアメリカ人やイギリス人、中国人、韓国人と話した時に、戦争の話でいつもズレを感じるようなことが度々あった。
これからは、Yさんに教えていただいたような気持ちで、世界の人々と接していけたらいいなあと思ったのだ。

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