マリフォー国会

今日は、前にここにも書かせていただいた、『マリフォー国会』が永田町であった。
朝の9時に集まり、衆議院議員と参議院議員の部屋をノックしながら、20名近い議員さんを訪ねて、午後の院内集会のお声がけをし、秘書の方が対応してくれた。
1時から始まった院内集会は、立ち見が出るほど盛況で、日本中から同性婚訴訟の原告が集まり、沢山の議員さんも駆けつけてくださった。
ただ、残念だったのは、ほとんどが野党で、自民党の議員さんはほんの数えるほどしかいらしてもらえなかった。
多くの原告は、自分たちの窮状を涙ながらに訴えた。青森のカップルは原告ではないのだけど、今回マイクを握りしめ、会場ですすり泣きが聞こえるほど、辛い身の上話を語った。
僕は、他の原告の方のスピーチと被らないようにと考え、以下のスピーチをした。
『マリフォー国会でのスピーチ』
『もしも同性婚が認められたら』
この国はいったいどうなるのでしょうか?
「同性愛者が増える」「伝統的な家族のありようが変わる」「少子化に拍車がかかる」というご意見があります。
しかしながら、同性愛は『趣味嗜好』ではなく『性的指向』であり自らの意思で変えることのできないものです。
今までもこれからも、同性愛は感染ることも増えることもありません。増えることはないので、「伝統的な家族のありよう」は今のまま持続していくでしょう。
むしろ子どもを育てられるカップルが増えることで、不幸な状況にいる子どもたちは、今より幸福な環境で育てられると思います。また、同性婚を認めた国では出生率が上がっている国が多いというのが現状です。
私が想像する、『もしも同性婚が認められたら』は、他の誰の権利も奪われることなく、沢山のカップルが結婚という制度に守られ、この国に笑顔や幸福が増えるということです。

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