アイリッシュマン

巨匠マーティン・スコセッシ監督による映画『アイリッシュマン』は、3時間半という長尺の作品であり、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ハーヴェイ・カイテル、ジョー・ペシという、押しも押されもしない超豪華男優による映画。
映画の巨匠によるNetflixの提供というから、時代はどこに向かっていくのかと思わせられる。
フランク・シーラン(デ・ニーロ)という主人公は、全米トラック運転組合の支部長の傍ら、深くマフィアとも通じ合っていて、その時代の政治家や大統領さえも巻き込むほどの力を、闇の社会が握っていた。
ケネディ暗殺の頃の激動のアメリカを背景に、ゴッド・ファーザーを彷彿とさせるキャスティングにより、じわじわと闇の社会が明らかになっていく映画。
デ・ニーロやアル・パチーノが、時代とともに若くなったり死ぬほど年老いたり、今の時代のメイクや合成はここまできているんだ…と見ていて興味深い。
いつの時代でも、マフィアのような社会の悪に、人々が惹きつけられるのはどうしてなのだろう?
そんなことを考えさせられながら、過ごした3時間半だった。
⭐️アイリッシュマンhttps://www.netflix.com/jp/title/80175798

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