ジョーカー

ヴェネツィア映画祭で金獅子賞を授賞したという『ジョーカー』は、ホアキン・フェニックスの演技に魅了され、映画を観ながら恐ろしさとともにとてつもない悲しさを感じる映画だった。
心やさしいアーサーは、老いて病んでいる母親と貧しいアパートで暮らしている。コメディアンになることを夢見ながら、町角でピエロの格好で宣伝看板を持つのが仕事。そんなアーサーが、分断された貧富の差や時代の中で、少しずつ変わっていく。
この映画を観る前に、あまりにも怖そうだから、観ること自体をやめようかと思っていたのだ。
でも、今の時代で最も素晴らしい俳優のひとりとされている『ホアキン・フェニックス』の演技だけが観たくて、Kとふたり恐る恐る観に行った。
遥か昔の時代設定でありながら、今のアメリカや世界の問題を真っ向から見据えた映画だと思った。ここで敢えて言うまでもなく、ホアキン・フェニックスの実力が爆発している映画。
⭐️ジョーカーhttp://wwws.warnerbros.co.jp/jokermovie/

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