ゴールデン・リバー

ウエスタン映画のテーマには、復讐劇が多いように思うのだけど、これは日本のサムライ映画や昨年アカデミー主演女優賞を取った『スリー・ビルボード』も復讐劇だったように、世界中の人々が共通で好きなテーマなのだろう。
ずっと新宿2丁目の『Bridge』のMにすすめられていた映画『ゴールデン・リバー』も、復讐劇なのだろう…くらいに思って観に行ったのだけど、これが見事に期待が裏切られる作品だったのだ。
見ているうちにだいたいこうなるだろう…と思う展開を次々に外してくる先が全然読めないサスペンス。
ホアキン・フェニックス、ジョン・C・ライリー、ジェイクギレンホール、リズ・アーメッドという4人の役者の演技がそれぞれ全く違っていて素晴らしい。
やれやれ、やっとこれで終わるか…と思ったストーリーの先に、また次の展開が待っている巧妙な構成。
『ゴールド』をめぐる人間の飽くなき欲望と不思議な兄弟愛を描いた魅力的な作品。
⭐️ゴールデン・リバーhttps://gaga.ne.jp/goldenriver/

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