宮古島からの帰りに、思うこと。

梅雨が明けた宮古島は、一言で言うとパラダイスだった。
太陽は容赦なく照りつけ、さとうきび畑は風にたなびいていて、海はどこまでも青く澄んでいる。
町の至るところで売られているマンゴーを買ってきて部屋に置いておくと、部屋の中にマンゴーの芳しい香りが充満する。
艶が出てきて熟れたマンゴーを切り分けて、Kとふたりで口に運ぶ。太陽をまるごと頬張ったような甘さが身体中に広がる。
宮古島を去る時、また早くここに戻ってきたいなあと思う。
行きたいところややりたいことはたくさんあったけど、またここに帰ってくることができるのだと思えると、不思議と寂しさも感じることはなかった。
真っ青な海を眺めながら、心の中で思っていたのは、
「宮古島がこの世界にあって、よかった」
ということだった。
こんなに美しい沖縄という宝物がこの世界にあるなんて、僕たちはなんて幸福なのだろうか。

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