メリー・ポピンズ・リターンズ

『メリー・ポピンズ』は、1964年に小説『メアリー・ポピンズ』をもとに制作、公開され、主演女優賞をはじめとするアカデミー賞5部門を受賞したというもはや映画界の歴史に残るような作品。
55年経った今、その続編を作るなんて、いったい誰がそんな勇気のある行動に出たのかと思ったら、監督は映画『シカゴ』などで有名な『ロブ・マーシャル』。キャストは、『プラダを着た悪魔』に出ていたもう1人の秘書役の『エミリー・ブラント』をはじめ、コリン・ファース、メリル・ストリープ、アンジェラ・ランズベリーなど、脇役が豪華。
結論から言うと、最初の方でメリーポピンズが嵐の中から現れるシーンを見た時に、早くもうるうると泣いてしまった。それくらい僕にとってはメリー・ポピンズの登場シーンは心に残るシーンだったようだ。
メリー・ポピンズは、作品として何がすごいのかということを(数行で書くことは無理なのだけど)敢えて簡単に僕なりに書いてみると・・・
この作品は、『子どもたちへの贈り物』であり、『すべての大人になってしまった人たちへのメッセージ』であるというところ。
メリーポピンズは、ファンタジーという手法を使って、子ども時代の自分の記憶を呼び覚まし、どこにでもある家庭の『幸福』について、改めて考えさせてくれる。
前作を見ていなかったとしても十分楽しめる作品になっていると思うけど、できれば前作を見てから行った方がより楽しめると思う。実写とアニメーションの合わせ技は昔は画期的だったと思うが、時代の経ったいま、これらを見てどう思うか、ぜひ劇場に足を運んで、たっぷりとメリーポピンズの世界に浸ってもらいたい。
⭐️メリー・ポピンズ・リターンズhttps://www.disney.co.jp/movie/marypoppins-returns.html

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