ひとり暮らしの年寄りゲイ。

火曜日に、18:30の開店前に新宿二丁目のぺんぺん草に行って、まだ開いてなかったので店の前でしばらく立って待っていたのだ。
マスターのひろしさんは、滅多に遅れて来ないからすぐに来るだろうと…
15分くらい待っても来ないので、一旦晩ごはんでも食べてからまた来ようと思い、三丁目の店に食事に。食事から帰って19:30過ぎて、ぺんぺん草に電話を入れるも誰も出ない。
何かあったのかもと思い、ひろしさんの家に電話をかけても、誰も出ない。(因みに携帯電話は持っていない)
お店に行っても店は閉まったまま、何の貼り紙もない。(何かの都合で休業の時は、大抵貼り紙がある)
諦めて家に帰り、ひろしさんの家にまた電話をかけるも、留守電が流れるだけで誰も出ない。メールにも返信がない。
水曜日になり、友人にLINEを送り、何か手がかりはないかと問いかけるけど、何の手がかりもない。
会社から何度か電話をかけても繋がらない。
「ひろしさん、もしかしたら、家でひとりで倒れているのかも…」
73歳だし、何かあったのかもしれない…そんなことを思いながら過ごした。
散々心配して夜も眠れなかったのだけど、先ほど友人を通じてひろしさんのお母様が亡くなられて実家に帰ったということがわかった。
取り敢えず、ひろしさん自体は無事だったので安心したのだけど、連絡がつかなくてとても不安だった。
ひとりで暮らしているゲイの年寄りの友人たちの安否は、こんな時にとてもわかりづらい。もしもの時にどんな風に連絡を取るか、日頃から決めておかないといけないと思ったのだ。
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