オリエント急行殺人事件

若い頃からいつか一度は乗ってみたいと恋焦れている『オリエント急行』。
アガサ・クリスティの小説『オリエント急行殺人事件』が久しぶりに映画化されると知って、鼻息荒く劇場へ。
名探偵エルキュール・ポアロが偶然乗ることになったオリエント急行。美術商や大金持ち、公爵や大学教授、宣教師や医師などそれぞれ個性的な乗客たち。乗客以外誰もいるはずのない電車の中で、ある夜、恐ろしい殺人事件が起きる・・・。
主演に監督のケネス・ブラナー、ジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー、ジュディ・デンチ、ペネロペ・クルス、ウィレム・デフォー・・・錚々たる顔ぶれなのに作品として今ひとつなのは、何をやっても一緒に見えてしまうジョニー・デップと、やっぱりケネス・ブラナーのゆるい演出のせいかもしれない。それに、美術も撮影も衣装もメイクも、オリエント急行のヨーロッパのすえた匂いがするような恐ろしさを伝えきれていなかったのが残念だ。
一番驚いたのは、あのセクシー女優だったミッシェル・ファイファーが、ただのおばあちゃんになってしまっていたこと。
この映画を観て一番強く思ったことは、『みんな年をとるのだ。ミシェル・ファイファーのように・・・』ということだったな。笑
⭐️オリエント急行殺人事件http://www.foxmovies-jp.com/orient-movie/

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