冬を迎える準備。

5つの色違いのヒヤシンス

Kが手伝ってくれたコンテナ

シックな色合いにしてみた

昨年もここに書いたのだけど、毎年冬がはじまる頃、球根の栽培をはじめる。
それは、長く寒い冬に備えて温かさを感じたいからであり、少し先に訪れる春を心待ちにしているから。
部屋の中ではヒヤシンスとアマリリスの水耕栽培を。ベランダでは、チューリップや水仙、ムスカリ、スノーフレークなどの球根を植えつける。
球根は、寒さを一身に感じた後に、ゆっくりと根を伸ばしながら、やがて春の訪れを知らせるかのように芽を伸ばしはじめる。
チューリップなどは、球根だけ植えておくと土しか見えずに退屈なので、球根の上に草花を植えること。そうすれば水やりを怠ることはなく冬の間中花が咲き続ける小さな植物たちに、毎日元気をもらえるだろう。
ここに何度も書いているけど、チューリップや水仙などのコンテナ栽培とヒヤシンスの水耕栽培の仕方をもう一度書いておこう。
⭐️チューリップなどのコンテナ栽培
◎用意するもの
鉢(沢山植えたい場合は直径50センチくらいのものを。もちろん鉢は小さくても構わない)
球根(チューリップ、水仙、ムスカリ、スノーフレーク、フリチラリア、ブルーベルなど)
草花(パンジー、ビオラ、ガーデンシクラメン、スイートアリッサムなど、黄色や銀色や紫色の葉っぱのきれいな草類。アイビーやシルバーリーフやヒューケラなど)
◎植え方
1.鉢の底には網を入れて、ゴロ石を少し敷き水はけよくする。鉢の上の淵から5センチくらい空けたところまで最終的には土を入れるイメージで、そこから更に15センチくらい下がったところまで土を入れる。そこに、チューリップの球根を並べる。
2.土をその上に5センチくらいかぶせて、水仙、ムスカリ、スノーフレークなどの球根を置く。背丈の高いものは中央に集めて、ムスカリなどの背の低いものは周囲に配置する。
3.球根が隠れるくらいにその上に更に土をかぶせて、そこにパンジーやビオラ、美しい葉っぱの草花を配置して土をかぶせて完成。水をたっぷりとあげる。
寒い冬から春が終わるまでずっと、花々の競演を楽しめるだろう。
⭐️ヒヤシンスの水耕栽培
◎用意するもの
水耕栽培用の容器。または球根が上で止まるような小さなコップ。
ヒヤシンス
◎水耕栽培のやり方
ヒヤシンスの球根は、水に浸けっぱなしにすると菌が水の中で繁殖してすぐに腐ってしまうので、珪酸塩白土などをひとつまみ水に中に加えてから球根の下部の黒っぽい部分だけ水に浸かるようにして、暗く寒い場所に1ヶ月間くらい置く。(ダンボールなどに入れて光が入らないようにガムテープで蓋をしておく)
その間、1週間に1度くらいはお水を替えてあげて、やがて白い根が伸び始めて、芽が顔を見せ始めたら、やっと明るい室内に移動にさせる。
小さな球根をひとつ育てるだけで、宇宙の力を感じるに違いない。

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