ムーンライト

心が押し潰されてしまいそうになった。
アカデミー作品賞に輝いた映画『ムーンライト』は、黒人でありゲイの主人公を真っ向から描いた映画。
そんなダブルマイノリティの映画が、アカデミー賞を取る時代になったのかと改めて時代の流れを感じさせられた。
素晴らしい作品なので、今回はストーリーに何も触れることはしない。
この映画は、ひとりのゲイの男の子の成長を描いたとても個人的でミニマムな映画でありながら、現代のアメリカ社会が抱える大きな問題を、しっかりと炙り出した作品。
それにしても、月明かりだけが照らす世界において、黒人の男たちの肌は絹のように細かく、なんて美しいのだろうか?
ここからは余談だが…
昔、黒人の男の人と一夜をともにしたことがある。その時に、人間の肌がこんなにも木目細かく触り心地の良いものかと思った。
筋肉はしなやかで、お尻は盛り上がり、唇はセクシーに膨らんでいた。
そして驚いたことは、身体から体臭がまったくしなかったことだ。
それと、こんなこと書いていいのかわからないけど、ペニスが超巨大…
ではなく、実際に一夜を過ごした黒人の男の人は、僕たちとなんら変わらなかったのだ。
その時に僕が改めて思い知ったことは、自分の中で黒人のイメージを勝手に思い描いて作りあげていたということだった。
ゲイやセクシュアルマイノリティの人たちだけでなく、すべての人に見て欲しい作品。
⭐︎ムーンライトhttp://moonlight-movie.jp/sp/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です