新しい毎日。

Kの仕事が、今日から始まった。
昨夜は、ロールケーキを買って、晩御飯の後にお祝いした。
Kが9時に病院に行かなくてはいけない日は、家を8時15分頃には出るので、Kは、朝は7時には起きてシャワーを浴びる。
7時半から朝ごはんを食べることが出来るようにと、僕も朝ごはんをなんとか効率よく早く作れるように、夜に済ませられるものはすませておいてベッドに入る。
僕は7時前にキッチンに立ち、およそ30分ですべてを作る。
昨夜のご飯を蒸して、同時に秋刀魚の干物を焼いて、昨夜から煮干しを入れていた鍋を温め絹さやを入れる。茹でてあったほうれん草に、昆布タレを添える。
どうにか30分で出来上がったご飯を、ふたりで「美味しいね」「美味しいね」と言いながら食べる。
その間に洗濯機を回し、Kを送り出して手を振ったら、ベランダで洗濯物を干してから、シャワーを浴びて僕が慌てて出かける。
僕にとっては、働くお母さんの凄まじい大変さを、ほんの少しわかりはじめたような、今まで体験したことのない新しい毎日がはじまったのだ。

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