明けても暮れても、おせち作り。

お煮しめに、これから火を入れるところ。

29日に黒豆を水に浸したりしながら始まったおせち料理作りは、30日31日と二日間かけて全ての料理を順番に仕上げてゆく。
年に一度のおせち作りは、全てが思い通りにいくわけはなく、食材を買いに行っても思った食材が手に入らなかったり、新鮮な卵でゆで卵を作ったら、皮がきれいに剝けずまた卵を茹でるも失敗して「キィ〜ッ!」となったりした。
それでも、大晦日の午後、あと数品を残すのみとなり、真鯛をすり身にして卵と混ぜ合わせ、「これで伊達巻が出来たら、あとはほぼ終わりだー」と思ったのも束の間、オーブンから伊達巻を取り出し、鬼すにかばっと載せるも卵は固まったまま鬼すには降りてこなくて、またひっくり返してナイフを入れて、も一度鬼すに載せようとするものの、見事に崩れ落ち、失敗してしまった。
匂いも味も完璧な伊達巻なのに、形がもうボロボロで、Kとふたり大笑いしてしまった。
そんな失敗もいくつかあったけど、血眼になりながらおせち料理をなんとか14品仕上げることが出来た。
来年こそは、美しい伊達巻を作るぞと、固く心に誓ったのだ。

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