今度生まれてくる時に、セクシュアリティを選べるとしたら。

物心ついた時から男性が好きで、自分がもはや、女性を好きになることは出来ないのだと悟った10代のはじめの頃、自分がゲイで生まれてきたことを素直に受け入れることが出来なかった。
「どうして自分は兄や友人たちとは違って男が好きなんだろう…?」
「自分は子どもも持てないし、みんなが思う幸福な家庭は築けないんだ…」
自分のことをそんな風に思ったものだ。
ゲイで生まれてきたことは、もしかしたらこの世に生まれる前の自分の意志なのかもしれないけど、一般的には、先天性のものだと言われている。そしてこれは、広く世に広めなくてはいけない情報だと思っている。
でも、「僕がゲイになったのは、誰のせいでもない、先天性のものなのです」ということによって、自分がゲイであることを、ほんの少し否定しているようなイメージが確かにあったような気もする。
ここにあげたプロデューサーの映像を見ていると、いつかこんな風に心の底からゲイで生まれてきたことを肯定出来たらいいなあと思うのだ。「ゲイは、創造性、自己発見、そしてユニークさの象徴である」と言いきっている彼の生き様は、多くの悩めるセクシュアルマイノリティにとって力強い存在に違いない。
いつかこんな人になれたらいいなあ。
★「仮に選べたとしても、私はゲイになる」TVプロデューサーは訴えるhttp://www.huffingtonpost.jp/2016/09/14/gay-pride_n_12003900.html?utm_hp_ref=japan
カテゴリーgay

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