シンガポールのL&Jカップル。

月餅をいただいた。9月16日満月の夜に恋人同士が食べるそうだ。

久しぶりにシンガポールからL&Jカップルがやってきた。
夜の9時頃にBridgeで待ち合わせをして、そこへ次から次へと偶然友人たちが飲みに来て、ワインのボトルがどんどん空いていった。
13年間つきあった彼らは、数年前にバンコクで家族や友人を集めて結婚式をした。その時の家族中が並んだ写真は、まるで『華麗なる一族』とでも言えそうな豪華な家族写真だった。そんな写真を僕たちに見せながら、Lが言い出した。
L「ただしも早くKと結婚式をあげなよ!
 そうだ!僕が日にちを決めてやる。
 ええと・・・2018年の8月18日はどう?」
僕「え?なんでその日なの?」
L「8が続いていてとてもラッキーな感じがするから」
僕「どこでやろうか・・・やっぱり東京かな・・・」
酔った勢いとはいえ、自分の結婚式を想像するなんて、今まで考えたこともなかったことだ。もしも僕が結婚式をやると言ったら、友人たち、そして母親や兄の家族、Kの家族は結婚式に出席してくれるのだろうか?
数年前までは、自分が周りにカミングアウトするなんて、思っても見なかったことだ。でももし自分が望めば、自然と道は開かれ、今までは思いもしなかったような現実が目の前に現れる。
結婚式だって、自分が本気で望めば、かなえられる気がしたのだ。
カテゴリーgay

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