社会へのインパクト。

行きつけの美容院に僕が髪を切りに行くので、ついでに髪が伸び放題になっているKも切ったらいいかなと思い、一緒に美容院を予約した。
僕「あのー、30分後に髪を切りたいのですが、もう一人連れて行って一緒にやってもらってもいいですか?」
その日の美容院のスタッフは女の子ばかり3人いて、僕たちは入るなり、隣同士の席になった。
僕「この人、僕の恋人です。」
いきなり僕の恋人というカミングアウトに、美容院の女の子たちは驚いたようで、僕の髪を切ってくれている女の子は、一瞬にして顔が真っ赤になった。
美容師「あの、すいません…私、赤面症なんです…ただしさん、恋人って…随分若いですね〜」
僕「16歳違いなんだよね…僕たち」
美容師「16歳!すごい!」
美容師さんたちはもともと、僕がゲイであることは知っていたのだけど、こうやって恋人を連れてくると、一瞬驚いたけどすぐに打ち解けてくれた。
場所や状況にもよるとは思うのだけど、僕のセクシュアリティをわかっている人には、男同士の恋人なのだとあっさりと言ってしまっても、意外とすんなり受け入れてくれるものなのだとわかった。
僕たちが帰った後に、きっと美容師さんたちは僕たちの話をしているのだろう。
でも、それさえもきっと、社会に対して、僕たちが小さいながらもインパクトを与えている証拠なのだと思う。
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