カイボイスン。

僕の家には、ずいぶん昔からカイボイスンのデザインした動物たちがいる。
木で出来た動物たちは手触りがよく、それぞれ腕や脚や鼻なんかが自由に動かせて、子ども用に作られたおもちゃであるものの、大人でも魅了されてしまう。
今回、デンマーク行きが決まって改めてデンマークのことを調べていたら、我が家にはデンマークのものが溢れていることに気づかされた。
カイボイスンは、デンマークを代表するプロダクトデザイナーで、王室御用達のカトラリーなどでも有名。
そのカトラリーも僕の家にはあって、形の美しさだけではなく、どのように使われるのかということを考え抜いてデザインされていることがわかる。
また、この写真にも写っているリビングのYチェアは、ハンス・J・ウェグナーによるデザインで、ウェグナーもデンマークを代表する家具デザイナーだ。
Yチェアは、日本の家庭でも沢山愛用されているが、実際に座って使ってみると、手放せなくなるくらい座り心地がいいのだ。
そして、この椅子を離れて見た時にも、「ああ、なんて美しい椅子なのだろう…」と、いつもいつも思ってしまう。(この他にも、ウェグナーのデザインしたイージーチェアが寝室にあるのだけど、その椅子の話は、また今度しますね)
デンマークは、形だけでなく、用のデザインにおいてさえも、相当先進国のようなのです。

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