ゴールデンウイークのはじまり。

息をつく暇もなかったこの3ヶ月間あまり。パレードがやっと終わったと思ったら、珍しく風邪をひいた。それでもハードな出張をこなし、いつしか風邪もどこかへ飛んでゆき、大分からKが病院の仕事の後、羽田に来る日に。
イタリア映画祭の最終回をキャンセルして、羽田空港に向かう。本当は、羽田空港から新宿か外苑前まで電車で来てくれたらラクなのだけど、僕が迎えに行くことが、Kにはうれしいようだ。
30日に来て、3日までしかいられないKを思うと、できる限り一緒にいてあげたいと思う。
本当は、撮影が2日3日4日のどこかに入ることになっていたのだけど、天気のことを考えながら散々迷った挙句、僕の一存で撮影を4日にずらしたのだ。
もし、3日に撮影をしたら、最後の日はほとんどKの相手をすることが出来なくなってしまう。せっかく大分から飛行機のチケットを買って僕に会いに来てくれたのだ、周りには申し訳ないけど、僕のプライベートを優先させてもらった。
朝から、お米を精米して、サンマの干物を焼いて、明太子と納豆、九条葱の味噌汁、白米を土鍋で炊いて朝ごはん。
みんなにとっては当たり前の朝食さえ、僕たちにとっては、幸福な朝の時間だと思える。
洗濯をすると、Kが張り切って干してくれて、僕が植物に水をあげる…。
ごはんを食べたらKは眠くなったようで、今はソファーですやすや眠りはじめた。
特に何もスペシャルなことはないのだけど、こんなことが、僕にとっては幸せなのだと、改めて思ったのでした。
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