イタリア映画祭

イタリア映画祭が開幕した。
はじまってから15年目になるイタリア映画祭は、東京で開催されている映画祭の中でも成功している映画祭の一つであろう。この日、朝日ホールは2作品ともほぼ満席で、イタリアからも監督や出演者らがたくさん来日していた。
『ラスト・サマー』は菊池凛子主演、吉本ばなな脚本、英語の映画で、まるで吉本ばななの短編小説を呼んでいるような、多くを語らない映画だった。
『レオパルディ』は、イタリアの詩人ジャコモ・レオパルディの人生を描いたイタリア映画らしい大作だった。
実はこの日、あまりにも疲労が溜まっていたため、僕にしては珍しく、2作品ともはじめの方でうとうと寝てしまった・・・。
そしてつくづく思うことは、『映画館で眠ることの、なんと幸福なことだろう!』
劇場でシートに腰をうずめ、暗転してゆく時の幸福。
うとうと眠りに陥ったりしながらも、それでも映画館にいるという幸福。
いくつになっても、世界中の映画を、ずっと見続けていきたいと思ったのでした。
★イタリア映画祭2015http://www.asahi.com/italia/2015/

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