今までにない3月。

渋谷区議会議員の長谷部健さんと、岡田マリさんと、仲間たちとirodoriで食事をした。
長谷部さんは、今回の渋谷区における『同性パートナーシップ条例』の口火を切ってくれた方で、岡田さんは、それを後押ししてくださった方だ。長谷部さんは自ら『同性パートナーシップ条例』なるものを上げた時に、周りから、
「長谷部、実はお前・・・そうだったのか・・・」と疑われたことがあったと言う。
奥さんからも・・・「あなた・・・まさか・・・」
岡田さんも周りにそれとなく聞かれたことがあるのだけど、それを躍起になって否定すると思わぬ方向に行くと思い、それとなくかわしたというので笑ってしまった。
さて、なんでこんな風にみんなが集まり、懇親も含めて話しているかというと、この3月に可決されるかどうかがかかっている条例に、様々な角度から横槍が入っているから。
渋谷区役所の周りには条例に反対する右翼の街宣車が周り、差別的なチラシがバラまかれはじめた。そんな中で、間もなく渋谷区長も変わろうとしているタイミングもあり、もしこの条例が3月を越えて持ち越されたら、区長も変わり、まるでそんな条例の提案などなかったことのように押し流されてしまいかねない・・・。
僕の周りの仲間たちは、ぎゅっと寄り添って今まで体験したことのない3月を迎えている。
カテゴリーLGBT

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